自立とは・・・

かなり前の話になりますが。

美容室で女性誌を読んでいたところ、
昨今、テレビに沢山出演中の古市憲寿さんのエッセイが掲載されており、
その中で、
精神科医の熊谷晋一郎先生の言葉を引用されていました。


『自立とは「依存先を増やすこと」』


この一文にとてつもない衝撃が走ったのを今でも覚えています。

美容院から帰宅後、この言葉をすぐにネットで調べてみると、
それについて書かれている、熊谷先生の記事を見つけました。

自立とは「依存先を増やすこと」|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)のホームページ。大学生協の組織や事業、活動の紹介や、充実した大学生活を送るためのアドバイスなどを掲載しています。

自立と依存は相反するものだと思っていた私ですが、
この記事を読み
自分の胸にストンと何かが落ちる感覚を得ました。
腑に落ちる、ということだったのでしょう。
これからの自分に関しても、子育てに関しても、
明確な道が開けたような、そんな気持ちになる内容でした。

古市氏がもうひとつ紹介していたのが、
中室牧子さんの本「学力の経済学」。

特に彼を崇拝しているわけでもありませんが(笑)
書かれていたエッセイがとても面白く興味をそそられたので、
こちらも読んでみたいな~と思い、図書館で借りてきました。


一個人の方の子育て本ではない、
統計学からみた子育ての指南本。

私たち夫婦の子供なので、
遺伝子的にそんなに学力に関しては望んではいないけれど(笑)

それでも、知っておくのと知らないでいるのとでは
かなり違うのではないかな~と、とても参考になりました。

具体的な統計を取ったうえでの効果がきちんと書かれていて、
明日からの子育て、頑張っていけるかも!

と思えるような内容になっていました。

時に怠けてしまうこと、
思っている方向じゃない方に自分が向いていってしまっていることも多く
悩むことや、後悔することも多々あるけれど、

なかなか本を読む時間も機会もなくなっていく日常で、
手に取った本がこういった素敵な本であったことが嬉しいです。

すべては出会いだなぁ~と。
ご興味のある方には一度読んでもらいたい本だな~と思います。




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